バイオリンと楽譜
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バラエティ番組で大人気の高嶋ちさ子さん。本業はバイオリニストで、年間100本ものコンサートを開催しています。

高嶋ちさ子さんが所有するバイオリンは、ストラディバリウスという名器。

ストラディバリウスとは何か、高嶋さんのバイオリンの購入エピソード、いったい値段はいくらするのか、まとめました。

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ストラディバリウスとは?

バイオリンの中では、非常によく知られている「ストラディバリウス」。

「ストラディバリウス」とは、17世紀から18世紀にかけてストラディバリ親子が製作した弦楽器のことです。

バイオリンだけでなく、ヴィオラやチェロ、マンドリン、ギターなどを製作しています。

全部で11001300挺を作ったそうですが、現存しているのは600挺ほどです。

その中で最も多く残っているのがバイオリン。

520挺ほどが現存しているそうです。

ローマ法王もマリー・アントワネットも、ストラディバリウスの音を称賛したと言われています。

ストラディバリウスは伝説のように語られ、楽器ではなく骨董品としてコレクションする人たちも現れるようになりました。

そのため、ストラディバリウスは、オークションにかけられて高値で取引されることも。

これまでに最も高値で落札されたのは、日本音楽財団が所有していた1721年製造の「レディ・ブラント」

東日本大震災の復興支援のために売却したところ、1589万4000ドル(約12億7420万円)で落札されたそうです。

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高嶋ちさ子のバイオリンは、ストラディバァリウスの「ルーシー」

ストラディバリウスにはそれぞれ愛称がつけられており、高嶋ちさ子さんのストラディバリウスは、1736年製造の「ルーシー」

201810月に森アーツギャラリーで開催された「東京ストラディバリウスフェスティバル2018」で展示されたことがあります。

展示会での高嶋ちさ子さんのストラディバリウス「ルーシー」のキャプションはこちら。

ストラディバリウスが生涯を終えることになる1年前に製作された「ルーシー」は、晩年を象徴する最高傑作のひとつ。

当時工房を手伝っていた息子達の手を借りることも多かった作家が、すべて彼自身で作り上げたとされる渾身の作品。

ヴァイオリン製作に捧げた生涯が注ぎ込まれた希少価値の高さから、スイスの名家であるルーシー家をはじめとするヴァイオリン愛好家を魅了してきた一挺です。

引用元:https://twitter.com/WAKO_0225/status/1119567304017108992

高嶋さんはオークションではなく、お兄さんの知り合いがストラディバリウスを所有していて、「良かったら見に来ませんか」と話を持ち掛けられたそう。

その時は欲しいと思わなかったそうですが、しばらくしてまた「ルーシー」と再会することに。

その時も「ロジェリ」という愛用のバイオリンで満足していたそうですが、周囲の人からストラディバリウスの魅力や可能性を聞かされるうちに、欲しくなったそうです。

最後は、ご主人の後押しもあり、購入に至ったとのこと。32歳の時だったそうです。

私の側にきてから、一度も怪我も病気もしないルーシーちゃん。

300年近く前の楽器は、だいたい冬になると乾燥で古傷が痛み、夏になると湿気で弱り、と楽器屋さんを往復することが多いのですが、なぜかこの子は本当に健康でいい子なんです。

しかし、一日でも弾かないと、ヤドカリが殻にこもってしまうかのように、音が前に出てこなくなるのです。

「すまないね、こっちも色々忙しいんだよ」といいながら、弾き込んでいくと機嫌を治してくれるのです。

引用元:https://www.takashimachisako.jp/profile/

日本は湿気が多いので、湿度管理は大変なようです。

湿度が高いと、壊れてしまうらしいです。

当然と言えば当然ですが、とても大切に扱って、楽器と会話するようにして接しているんですね。

「私の持ってるルーシー(高嶋のストラディバリウスの愛称)の歴史の中では、私は一部分なんですよ。

1736年に作られたもので。多分私が持ったのは20056年から私が死ぬまでなのか、死ぬ前なのか。

その後にはまた誰かのところに行くわけじゃない。

だからこの何年間所有するためだけの額を払った」と、自身のバイオリンについて熱く語る高嶋であった。 

引用元:https://news.merumo.ne.jp/article/genre/7677008

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高嶋ちさ子のバイオリンの値段はいくら?2億円?6憶円?

気になるのは、高嶋ちさ子さんの「ルーシー」のお値段。

調べたところでは、価格は2つの説があります。

ひとつは、「2憶円」という説。

2018年放送の、日本テレビの「火曜サプライズ」のツイートでは、「推定2憶円」と書かれています。

高嶋さんは、コンサートなどで「ルーシー」について語ることも多いそうです。

2億円という情報は結構ありますね。

https://twitter.com/snb696969/status/1260108241905672194

もうひとつは、「6憶円」という説。

20194月放送の『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』では、「6憶円」と書かれています。

https://twitter.com/fujitv/status/1119377656951164928

番組内で、高嶋さん愛用のバイオリンが盗まれて爆破されるというドッキリ。

ちなみにこれは高嶋さんが仕掛け人で、軽部アナが騙される方です。

2億円なのか、6億円なのか、どちらなんでしょう?

これまでにオークションで最も高値だったのは、前述した「レディ・ブラント」の約12憶円(2011)

それまでは、2006年に4憶円で落札された「ハンマー」が最も高額でした。

バイオリニストの千住真理子さんは「デュランティ」を23憶円で購入されたそうです。

それを考えると、6憶円というのはかなり高額という感じがしますね。

ストラディバリウスなので、時価ということを考えれば、値段は景気その他で変動するとは思います。

20年前に2億円で購入して、現在は6億円の価値があるという可能性はあるかもしれません。

製造者のストラディバリが最晩年に、自分一人で造ったバイオリンですものね。価値は高そうです。

いずれにしても、一般人には手の届かない価格帯ですね。

保険を掛けたとしても、持ち運ぶ時に破損や盗難の可能性を考えると、緊張しそうです。

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まとめ

バイオリニスト・高嶋ちさ子さんのストラディバリウス「ルーシー」のエピソードや値段について、まとめました。

テレビ番組でも、高嶋さんが「ルーシー」をよく弾いたりしてますよね。

骨董品として飾るよりも、やはり楽器として弾かれた方が、作ったストラディバリ親子も本望でしょうね。

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