日本のみならず世界のバドミントン界をけん引している、桃田賢斗さん。
日本バドミントン界で史上初の「年間獲得賞金50万ドル突破」した選手です。
この記事では、桃田賢斗さんの
- 優勝賞金一覧(2018~2021)
- 年収はいくら?(2019年~2021年)
- スポンサーはどこ?
について、まとめています。
【2021】桃田賢斗の現在の年収は?スポンサーはどこ?
2018~2020年の優勝賞金は?
バドミントンは、賞金が多額なスポーツです。
桃田賢斗さんの2018年~2020年の優勝した試合を見てみましょう。
2019年はインドネシアマスターズの2位をのぞくと、出場した試合はすべて優勝しているのです。
いかに絶好調だったか分かりますよね。
そして2020年はコロナ禍と事故による怪我で1試合しか出場していません。
そう思うと、年収も2019年と2020年では大きく変わったことが伺えます。
(賞金金額参照:https://zutto-sports.com/)
【2018年】5試合優勝 優勝賞金総額=約2900万円(1ドル=110円換算)
大会名 | 優勝賞金(ドル) | 円換算 |
Fuzhou China Open | 49,000ドル | 5,390,000円 |
デンマーク・オープン | 54,250ドル | 5,967,500円 |
ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン | 49,000ドル | 5,390,000円 |
インドネシア・オープン | 87,500ドル | 9,625,000円 |
アジア選手権 | 26,250ドル | 2,887,500円 |
合計 | 266,000ドル | 2,9260,000円 |
【2019年】10試合優勝 優勝賞金総額=約5600万円
大会名 | 優勝賞金(ドル) | 円換算 |
世界選手権 | 120,000ドル | 13,200,000円 |
アジア選手権 | 30,000ドル | 3,300,000円 |
福州中国オープン | 49,000ドル | 5,390,000円 |
デンマークオープン | 52,500ドル | 5,775,000円 |
韓国オープン | 30,000ドル | 3,300,000円 |
中国オープン | 70,000ドル | 7,700,000円 |
ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン | 49,000ドル | 5,390,000円 |
シンガポール・オープン | 26,625ドル | 2,928,750円 |
全英オープン | 70,000ドル | 7,700,000円 |
ドイツ・オープン | 11,250ドル | 1,237,500円 |
合計 | 508,375ドル | 55,921,250円 |
【2020年】1試合優勝 優勝賞金総額=約290万円
大会名 | 優勝賞金(ドル) | 円換算 |
マレーシアマスターズ | 26,250ドル | 2,887,500円 |
バドミントンは、世界選手権で優勝すると、賞金が1300万円ですからかなり大きいですよね。
メジャーなスポーツでも、賞金がそれほど高くない競技もあります。
そうすると、プロとして競技を続けていくのも大変です。
なでしこジャパンのサッカー選手も、アルバイトをしている人も多いとTVで言っていました。
賞金が高額なスポーツとしては、ゴルフが筆頭に挙がるイメージですね。
オリンピック競技では、東京オリンピックから採用されたスケートボードもかなり高額です。
発祥の地アメリカは、大会数も賞金額も多く、日本代表となった堀米雄斗さんや西村碧莉さんも渡米しています。
堀米雄斗さんや西村碧莉さんの年収については、別の記事にまとめましたので、ご参照ください。
★LAの個人練習場つき豪邸の画像★2021年の年収は億近い?●賞金は?●スポンサー契約金は?
★2021年の賞金はいくら?★スポンサー契約金はいくら?★2021年の年収は4000万円超?
2019年の桃田賢斗の年収
前章の賞金一覧で見たように、2019年は桃田賢斗さんが大躍進した1年でした。
10の大会で優勝というのは快挙ですよね!
世界バドミントン連盟から、2019年度の世界最優秀賞選手に選ばれました。
そして、日本バドミントン界で史上初の「年間獲得賞金50万ドル突破」を成し遂げたのです。
2021年2月7日放送の『ボクらの時代』で、桃田賢斗さんは自身の年収について「去年の年収は5500万円」と明かしています。
番組の収録は2020年に行ったそうなので、2019年の年収が5500万円だったことになります。
桃田賢斗さんの2019年の獲得賞金は、50万8000ドル(約5590万円)ですので、ほぼ一致しています。
所属しているNTT東日本の給与は、含まれていない印象ですね。
ご本人が「5500万円」と語っているので、最低限でもそれだけはあるでしょう。
まさかNTTが無給ではないでしょから、給与分も入れると6000万円にはなりそうです。
ちなみに『ボクらの時代』で、桃田賢斗さんは「NTTの社員であり、プロではない」ということを言っていました。
プロ野球選手の平均年俸は3985万円ですから、かなり稼いでいますね。
20年前は、オリンピック選手ですら年間の獲得賞金は100万円くらいだったそう。
バドミントン界の賞金は、だいぶ高くなっているようです。
ちなみに『ボクらの時代』には、陸上(短距離)のサニ・ブラウンさん、陸上(走り幅跳び)の橋岡優輝さんと一緒に出ていました。
陸上は意外と賞金が少なく、大きな国際大会でも100万円くらいだそう。
桃田賢斗さんの年収が5500万円と聞いて、サニ・ブラウン選手がうらやましそうにしていました。
2020年の桃田賢斗の年収
2020年1月に、桃田賢斗さんは「ワールドツアー マレーシアマスターズ」で優勝しました。
賞金は約26000ドル(約290万円)でした。
そして試合が終わって帰国する際に、交通事故で重傷を負います。
- 顎、唇、眉間の裂傷
- 全身打撲
- 右眼窩底骨折
ということで、3月の全米オープンには出場できませんでした。
その後、世界中がコロナ禍にみまわれ、予定されていた大会が次々と中止に。
桃田賢斗さんが獲得した賞金は、290万円だけということになります。
その他、
- NTTの給与
- UDN SPORTSのブランド「SHIFTH」の商品プロモーション
などの収入も入れると、2020年の年収は、1000万円前後ではないかと思われます。
スポーツマンとしてかなり調子のいい時期に事故に遭ったり、コロナ禍だったりと、もったいなくて気の毒ですね。
2021年の桃田賢斗の年収(予想)
2021年の桃田賢斗さんの年収は、どれくらいになりそうでしょうか。
1月には、ひさしぶりに国際試合(タイオープン)に出場する予定でしたが、成田空港で新型コロナに感染していることが判明。
そのため試合には出られませんでした。
3月の全英オープンは、準々決勝で敗退。
2021年前半は、試合で勝てていません。
4月には、NTT東日本の正社員から契約社員となりました。
つまりはプロ選手となったのですね。
契約社員になったので、ボーナスなどはなくなりサラリーマン収入は減ったと思われます。
契約だと一般的には300万円台が多いのではないでしょうか。
東京オリンピックの代表選手なので、メダルを獲れば報奨金が入ります。
金は500万円、銀は200万円、銅は100万円です。
また、バドミントン協会からインセンティブも入る可能性もあります。
2021年前半は、コロナにも感染したので後遺症などが気になりますね。
2019年の絶好調期と比べると、試合の調子は良いとは言えない感はあります。
リオの時も、カジノ事件で出場できなかったことを思うと、オリンピックとの相性が気になります。
2021年は、
- オリンピックでメダルが獲れるか
- 秋以降の国際大会で優勝できるか
で年収が大きく変わるでしょう。
NTT契約社員の最低ライン300万円に、報奨金がプラスされた総額が年収になると思われます。
桃田賢斗の現在のスポンサーは?
以前はYONEXが桃田賢斗さんのスポンサーでした。
しかし、2016年に違法カジノ店で賭博していたことが判明して以降は、スポンサー契約が打ち切られたようです。
現在は、個人的にスポンサーがついているのかどうかは、公式な情報は見当たりません。
しかし、桃田賢斗さんのtwitterでは、
#yonexや#ヨネックス
をいれて、ヨネックス商品を身に付けた画像などがアップされているので、「再契約したのかも?」と個人的に思いました。
なお、国際大会では、桃田賢斗さんのユニフォームに多くのスポンサーロゴが入っていますが、いずれも「日本代表」へのスポンサーのようです。
現在、バドミントン日本代表に対する公式なサプライヤーやスポンサーは、以下の通りです。
- サプライヤー:YONEX
- スポンサー:DAIHATSU、JTB SPORTS、Rinnai、Life CARD、ANA
- サポーター:洋服の青山
【2021現在】桃田賢斗の年収・スポンサーまとめ
日本だけでなく世界のバドミントン界をけん引している桃田賢斗さん。
2019年は11の大会で優勝し、世界最優秀賞選手にも選ばれ、大きな賞金を獲得しました。
2020年は一転、事故に遭ったり、コロナで多くの大会が中止になったりして、ほとんど試合に出ていません。
- 2019年の年収は、5500万円(桃田さん本人談)
- 2020年の年収は、1000万円前後と思われる
- 2020年は、事故や世界大会の中止で、ほとんど試合に出ていない(=賞金を獲得できなかった)
- 2021年に、NTTの正社員から契約社員に(給料300万円台?)
- 2021年は、オリンピック報奨金や秋以降の国際大会の賞金次第で大きく変わる見込み
というのが、この記事のまとめです。