2021年は、2年ぶりに優勝を狙いたい東海大学。
この記事では、東海大の注目選手の
- 塩澤稀夕・名取燎太・西田壮志のWikiプロフィールや記録
- 東海大の勝利のシナリオは?
- 優勝の可能性はどれくらい?
についてまとめました。
スーパールーキーの石原翔太郎については、別記事をご参照ください。
★スーパールーキーのwikiプロフィールや記録と調整状況(●吉居大和●三浦龍司●佐藤一世●石原翔太郎)
★吉居大和のプロフィールと記録★双子の弟は中京大★両親はトヨタ自動車の元ランナー★高2の弟はトップランナー
【箱根駅伝2021】東海大の注目選手は?4年の3人!
東海大の「3本柱」と呼ばれている4年生の3人。
高校3年生の時の全国高校駅伝(都大路)で、3人とも1区を走り、1位~3位になっています。
高校時代はライバルだった3人が、東海大でチームメイトとなって、「3本柱」として支えています。
切磋琢磨してきた3人が、どのような走りを見せ、チームを引っ張っていくかが見どころです!
今シーズン絶好調の1年生の石原翔太郎も、スーパールーキーとして注目されています。
★スーパールーキーのwikiプロフィールや記録と調整状況(●吉居大和●三浦龍司●佐藤一世●石原翔太郎)
塩澤稀夕(4年・主将)
- 氏名:塩澤稀夕(しおざわ・きせき)
- 生年月日:1998年12月17日
- 出身地:三重県桑名市
- 出身高校:伊賀白鳳高校
- 学部:東海大体育学部
- 身長:180cm
- 体重:60kg
- 自己ベスト
10000m:28分08秒83(20年)
ハーフ:1時間14分39(19年)
<高校時代>
1年:国体3000m 7位
2年:高校総体1500m 5位(自己ベスト)
全国高校駅伝1区8位
3年:高校総体5000m 7位
国体5000m 4位
全国高校駅伝1区2位
都道府県対抗1区MVP
<箱根駅伝>
・2020年:2区7位
・2021年の抱負「総合優勝と区間新記録」
2020年11月の全日本大学駅伝では、17位まで落ちた順位を、猛烈に巻き返してくれた、頼れる主将。
その後順位は1位まで挽回し、最終的には2位でした。
17位になったときは、誰もがもう挽回できないだろうと思ったのではないでしょうか。
非常に精神力のある選手ですね。
また、自分の自信にもなったのではないでしょうか。
2020年12月の日本選手権では、10000mで自己ベストを出しました。
箱根駅伝に向けて、よい感じで仕上がってきているようです。
2021年の箱根駅伝は、本人はとくに区間の希望はないそうです。
名取燎太(4年)
- 氏名:名取燎太(なとり・りょうた)
- 生年月日:1998年7月21日
- 出身地:長野県富士見町
- 出身高校:佐久長聖
- 学部:東海大体育学部
- 身長:169cm
- 体重:56kg
- 自己ベスト
10000m:28分10秒51(20年)
ハーフ:1時間02分44秒(19年)
<中学時代>
3年:全国中学体育大会3000m6位
ジュニアオリンピック3000m6位
(自己ベスト)
<高校時代>
1年:全国高校駅伝2区4位
2年:全国高校駅伝4区6位
3年:全国高校駅伝1区1位(区間賞)
全国都道府県駅伝5区(区間賞)
<駅伝>
2020年4区2位
2021年の抱負「優勝目指して頑張ります」
1年生のときから、怪我に悩まされることが多かった名取燎太さん。
焦らず腐らず、コツコツと努力を積み重ねてエースになった苦労人です。
2019年の全日本大学駅伝では、アンカーで首位に立ち、笑顔でゴールを切りました。
2020年の全日本大学駅伝でもアンカーを務め、駒澤大の田澤廉の前を走っていましたが、ラスト1.2キロで田澤が前に出て、挽回できず2位でゴール。
精神的にだいぶ追い込まれたと、本人も語っています。
今シーズンは怪我もなく、「特に可もなく不可もない」という状態で、最終調整しているようです。
本人が希望している区間は、2区か4区とのこと。
最後なので、2区を走ってほしいですね。
西田壮志(4年)
- 氏名:西田壮志(にしだ・たけし)
- 生年月日:1998年4月10日
- 出身地:熊本県八代市
- 出身高校:九州学院
- 学部:東海大体育学部
- 身長:162cm
- 体重:45kg
- 自己ベスト
10000m:28分37秒37(20年)
ハーフ:1時間03分27秒(19年)
<中学時代> サッカー部
<高校時代>
2年:全国高校駅伝1区9位
3年:全国高校駅伝1区3位
<箱根駅伝>
2019年:5区2位
2020年:5区7位
2021年の目標「王座奪還」
2年生の時から山の5区を任されてきた西田壮志さん。
「4年間、箱根の山だけを考えてきて、箱根の山に強くしてもらったので、感謝の気持ちを込めて挑みたいです」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/
と語っているので、2021年もやはり5区を走ると思われます。
仲間からも「5区はお前しかいない」と信頼されているそうです。
5区は勾配のきつい登り坂が延々と続く、タフなコース。
身長162cm、体重45kgと、輪をかけてスレンダーな体型ですが、かなりスタミナがあるのでしょうね。
今シーズンは、箱根に向けて右肩上がりに調子が上がっているそうで、最終調整も上々の仕上がりのようです。
「69分台の記録に挑戦し、誰にも抜かれないような新記録を出して卒業していきたい」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/
という意気込みで、5区を制してほしいですね!
【箱根駅伝2021】東海大の勝利のシナリオは?
2年ぶりの優勝を狙う東海大は、どのようなシナリオを描いているのでしょうか?
2020年は、コロナ禍で授業も通常通り行われず、帰省した選手もいたそう。
練習再開は6月で、全員が戻ったのは9月らしく、全体の足並みをそろえるのが難しかったそう。
そのため、選手一人ひとりのパフォーマンスの個人差が、大きくなっているようです。
東海大の2021年箱根駅伝では
- 塩澤稀夕、名取燎太、西田壮志の4年生を往路にする
- スーパールーキーの石原翔太郎を復路に置く
- 往路で上位にはいり、復路で逃げ切る
ことを、戦略とするようです。
【箱根駅伝2021】優勝の可能性はどれくらい?
東海大の特徴は、
- 4年生中心の経験豊富なチーム
- スーパールーキーがいる
- 主要選手の最終調整が上手くいっている
というところです。
気になるところは、
- コロナ禍で、メンバーの練習の足並みをそろえるのに時間がかかった
- 2位だった2019年の方が、選手層は厚い
- 2020年11月の全日本大学駅伝では、一時17位まで落ち込んだ
というところでしょうか。
しかし、2020年はトラックよりもロードを重視し、ハーフマラソンを練習に取り入れてきた成果か、全日本駅伝では17位から2位まで盛り返すことができました。
粘り強い走りができるようになったと言えるでしょう。
往路で上位に入れば、優勝は十分狙えると思います。
★スーパールーキーのwikiプロフィールや記録と調整状況(●吉居大和●三浦龍司●佐藤一世●石原翔太郎)
★吉居大和のプロフィールと記録★双子の弟は中京大★両親はトヨタ自動車の元ランナー★高2の弟はトップランナー
★東海大の注目選手(塩澤稀夕・名取燎太・西田壮志)のプロフィール★東海大の優勝シナリオ★東海大の優勝の可能性はどれくらい?
★駒澤大の注目選手(田澤廉・白鳥哲汰・鈴木芽吹)のプロフィール★駒澤大の強みと優勝シナリオは?★駒澤大が優勝する可能性はどれくらい?
★明治大の注目選手●小袖英人●手嶋杏丞●鈴木聖人●加藤大誠★明治大の勝利の強みやシナリオは?★優勝する可能性は?
【箱根駅伝2021】東海大の注目選手まとめ
2021年は、4年生の「3本柱」を中心として、粘り強い走りを見せてくれそうな東海大学。
東海大の注目選手と予想区間は
- 塩澤稀夕さん(4年・4区)
- 名取燎太さん(4年・2区)
- 西田壮志さん(4年・5区)
- 石原翔太郎(1年・6区)
です。
往路で上位に入れば、優勝する可能性は十分あるでしょう。
個人的には、青山学院大、駒澤大、東海大の順に優勝の可能性が高いと予測しています。