東京オリンピック・セーリング470級の日本代表選手に内定している外薗潤平さん。
ワールドカップでもトップクラスの成績ですが、JR九州の車掌をしていたりと、意外な経歴をお持ちです。
ペアを組んでいる岡田奎樹さんとは対照的な経歴やプロフィール、日常生活で困っていることなどエピソードを紹介します。
セーリング日本代表・外薗潤平のプロフィール
氏名:外薗潤平(ほかぞの・じゅんぺい)
生年月日:1991年3月20日
出身地:鹿児島県日置市
身長:174cm
体重:73kg
血液型:O型
出身校:鹿児島商業高校→日本経済大学
所属:JR九州
セーリング日本代表・外薗潤平の経歴
外薗潤平さんは、小学3年生の時に相撲を始めます。
中学校では、陸上部(長距離走)に転向します。
理由は「好きな女の子がいたから」とのこと。
10代男子にありがちな理由で、何だかかわいいですね。
セーリングを始めたのは高校生から。
インターハイにも出場しますが、40位と成績はふるいませんでした。
セーリングに詳しい指導者がおらず、生徒が自力で学んでいたからだそうです。
その後、ヨットの名門である日本経済大学に進学し、セーリングを続けます。
大学を卒業した後は、JR九州に一般入社。
セーリングのスポーツ枠で入ったわけではないんですね。
福岡の新飯塚駅の駅員からスタートし、長崎線や佐世保線の電車の車掌を3年間務めました。
働きながら筋トレを続け、月1回ほど海でセーリングしていたそうです。
転機は2015年に訪れます。
ナショナルチームの選考に合格したことで、競技に専念できるよう、長崎支社の総務企画課に配属になったのです。
2017年からは、岡田奎樹選手とペアを組んで大会に出場。
全日本選手権優勝を皮切りに、2018年にはワールドカップ・江の島大会優勝、2020年はワールドカップ・マイアミ大会銀メダルと、快進撃を続けています。
そういう意味では、5歳からセーリングを始め、「セーリングの申し子」と呼ばれる岡田奎樹さんとは、ずいぶん対照的な経歴です。
現在は、東京オリンピックの日本代表選手にも内定しており、活躍が期待されています。
「セーリングの申し子」と呼ばれる岡田奎樹さんのプロフィールや華麗な経歴、強さの秘訣や試合前のルーティン、恋人についてまとめました。
外薗潤平が困っていることとは?
2人乗りのセーリング競技は、一人が「スキッパー」という船長役、もう一人が「クルー」という乗組員役と、役割が分かれています。
外薗潤平さんは、クルー。
体力勝負のクルーである外薗潤平さんは、年間200日以上ロープをつかんでいるそうです。
クルーは上の写真の体勢でセーリングします。
特に「ロッキング」という技をするときは、海面と並行になるまで体を倒します。
全体重をかけるので、当然手には大きな負荷がかかります。
そのために、下の写真のように手が丸まってしまい、手をこれ以上広げられなくなってしまったそうです。
手を「グー」にしている時間が長いので、固まってしまったんですね。
これだと日常生活に支障をきたしそうですね。
親指と小指がつかないのだとか。
真ん中の指3本で「3」とできなくて、ちょっと困っているみたいです。
もしかすると競技をやめれば、少しずつ治るのかもしれませんが、当分その状態は続きそうです。
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まとめ
セーリング470級の日本代表選手・外薗潤平さんのプロフィールや経歴、日常生活で困っていることについて、まとめました。
早く活躍する姿を見られる日がくるといいいですね!