ヨット(セーリング)の競技を見ていると、向かい風でも前に進んでますよね。
エンジンやモーターがないのに、なぜ向かい風に逆らって前に進めるんでしょう?
模型のヨットを使った動画で、分かりやすく解説します!
向かい風でヨットが前に進むのは何故?
ヨットの模型を使った実験の動画を、まずご覧ください。
すごく分かりやすい実験でしたね!
ジグザグに進むって、意外でした。
なぜヨットは向かい風でも前に進めるのか、というと揚力を使うからです。
揚力で一番よく知られているのは、飛行機。
飛行機も滑走路を走って、向かい風を起こして離陸します。
飛行機の翼に揚力がかかると、機体が浮き上がるんですね。
スプーンと水道を使って揚力の実験をした動画があります。
画像が右90度に傾いていますが、水を風、スプーンを飛行機の翼と思ってください。
水道から水が出ると、スプーンは丸くなっている方に引っ張られます。
これが揚力です。
湾曲している方と、へこんでいる方では、水の流れ方が違います。
水の流れ方が違うと、気圧も変わります。
この気圧差で揚力が発生するんですね。
湾曲している方向に、引っ張られ、浮きます。
これが揚力です。
ヨットもこの揚力を使い、ヨットを45度に傾けることで推進力を得て、風上に走ります。
向かい風で前に進むって、おもしろいですね!
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まとめ
向かい風に逆らって、ヨットはどうやって前に進むのか、その仕組みを解説しました。
知らないと不思議ですが、理屈は飛行機と同じなんですね!